いやぁ・・・
この時期になると痛切に思うのですが…
1年って早いな、と・・・
来週はクリスマスで、その次の週は・・・もう大晦日という…
はやい、早すぎます〜
さてさて、今日は「無駄なことなど何もない」ってタイトルのお話です。
講座やレッスンで”自分にあわないな”という内容でも、実はそれも全て自分の糧になるのです。
はたまた、「こんなこと何も役に立たないのに」と思うことでも実はそれも糧になるのです。
一見、無駄に思えることも、自分の感じ方・捉え方で無駄にならず、必ず役に立つのです!!
例えば、私は役者時代、所謂、二枚目の役が苦手でした。
これを敬遠したり、避けてたりすると…例え、公演や仕事で二枚目の役がこなくとも…
いつまで経っても二枚目をやることは出来ません。
それどころか、自分にこの役が回ることがないな、という先入観から練習もしなければ、せっかくの役への経験がなくなってしまいます。
私は練習やレッスンで色々な役を行ったので、どんな役が苦手でどんな役が得意で…どんな役がお客様が喜んでいただけれるか、どんな役が研究不足かというような情報が蓄積されてきました。
自分の好き嫌いでなく、自分の得手不得手を押さえておく事は非常に大事だと考えます。
また、これだけなく、お芝居以外の出来事も無駄なことなど一つもないのです。
人間関係や友達関係、恋愛、学び、仕事、バイト…何一つ無駄なことなどないのです。
何故ならば、お芝居は人間の営みを表現するばなのですから…
例え、人間以外の物語でも、その物語について想像する基礎は私達の生活の中で培われていくものだと思います。
ただ、辛いから、とか嫌いだからというように敬遠するのではなく、
その体験できる事象の中から、何かを感じる力−−−感性−−−をフルに使って、自分の経験を増やし、感性を更に磨く事がお芝居を上達させる第1歩だと私は考えています。
生きていて、何も無駄なことはない、そう考えています。