2009年07月06日

本気?!〜リミッターをかけない

いつも本ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!
最近は劇団の公演も近づいて参りましたのでお稽古にも俄然、熱が入ってきております。


さて、今回は『制限をかけない』ということを書きたいと思います。
以前の記事でもご紹介したかもしれませんが、改めて・・・


制限をかけないって・・・
タグ:本気 制限 演劇
posted by 武藤賀洋 at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

イメージ&クリエイト

劇団のお稽古でいつも言っていることなんですが、
『想像』と『創造』は大事だと私は考えています。

イメージがはっきりしていないものは人間は表現できないのではないかと考えているからです。
あやふやなイメージのまま何か動作(台詞を言ったり、仕草をしたり)をしてもやはり、それはなんとも中途半端なものになってきてしまうと考えるものです。

台本や脚本、シナリオの世界では所謂、虚構のモノが書かれていることがあります。しかも、演じる役者さん本人としてみれば―仮令、キャラクターがその行動に必要な衝動があったとしても―全然必然性、必要性のない行動を取らねばならないわけです。

IMG_2350.jpg
また、こんなことも考えられます。
舞台でもアニメでも、現実にはまず実現不可能なことがままあります。また、犯罪行為が物語上では行われる場合もあります。
例えば、ドラゴンボールの孫悟空がかめはめ波を出したり、鉄腕アトムがそらを飛んだり。はたまた、王女メディアが子供を殺したり、前田慶次が人を斬ったり・・・
もちろん、画面や舞台上ではそのキャラクターたちがところ狭しと上記のような行動をしているわけです。それを演じる役者さんはこうした事ができたり、経験したりしているのでしょうか。
今までの経験上、空を飛ぶ人間もかめはめ波を打てる人間もお目にかかったことがありません。前述を演じる役者さん方は壮大なイメージを明確にもって、それを表現されているのです。イメージを漠然ともつことは存外簡単なのですが、事細かにイメージを練り上げていくこと、しかもそれを一瞬にして行うことがとても大事なわけです。
例えば、空を飛ぶキャラクターを演じたとしたら、飛んでいる時の空気感、自分の掌の感覚や顔の感覚、心情や視界を明確にイメージできることが大事だと考えます。

無論、法を犯さず、様々な経験を積むことで、より一層のイメージを深めることができるわけです。

例えば!
ヘリコプターに乗って空を飛んだことがある人とまったくない人では、上記のキャラクターを演じる時にベースのイメージが違うでしょうし、役作りの時間や方法もまったく違ってくると思います。

台本をもらったら、制限なく、まずは自由にイメージし、空想し、そしてそれを具現化するべく何通りも試してみる。そして、監督や演出の意向を聞いて、変更を時には根底から創りなおす、こういう作業が非常に重要だと私は考えています。

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posted by 武藤賀洋 at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

テンションあげて〜

よく役者修行を始めた方と研究をしていて、
悲しいお芝居の場面で良く耳にすることがあります。

「ここの部分は悲しいからテンション下げて
 やったほうがいいですよね?」

私はこれに対して
「雰囲気は暗くはたまた切なくなるかもしれないけど、
 テンションはさげちゃいけないと思うんだ。
 寧ろ、テンションを張り切ってやってみると良いよ」
と言います。

この発言の源泉となっているのは、こちらの記事
参照していただきたいんですが、
人にお芝居−だけでなくとも、表現という広い意味で−を
通じて何かを伝えたい時に自分の気持ちの揺れ動きが下がっていたら、どんなに良い物言いでも伝わることができないと
考えています。

テンションを張った状態であれば、他のモノ(相手役や
装置、小道具に至るまで)の動きや情景がはっきりと感じられますし、何よりお稽古中や録音中には演出家や音響監督さんの
指示などがすんなり入ってくる(もしくはオーダーに対して
敏感に対応できる)のではないでしょうか。

どんな場面のお芝居でも、
テンションはきっちりと張って、いろいろな状況に
対応できるようにしておくことこそが
役者さんにとってとっても必要だと考えています。


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posted by 武藤賀洋 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする