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2010年09月24日

理系と文系と直感と理論


寒い、寒いです!!今日はスタジオに打ち合わせに行くのに、ジェケットを引っ張り出してしまいました。
この僕が!ですよ!!!この暑がりな僕が!!!夕べは毛布にくるんで寝てしまっていました・・・
さ〜む〜い〜しかし!しかしですよ!!これから食べ物がおいしくなる季節です!!
冬になれば、鍋もおいしい季節になって参ります!!楽しみです〜

この寒暖の差、喘息やアレルギーをもっていらっしゃる皆さんは辛い時期だと思います。
季節の変わり目、皆様、是非ともご自愛ください。



さて、今日はお芝居をするにあたって、どういう脳の動きをすればいいかなぁ〜と大まかに考えてみました。

結論から言えば、僕はバランス良く二つの思考を使う事が望ましいし、理想的だと思います。

ちょっと話はそれますが、役者さん(俳優さんや声優さん)を目指してる高校生の方からよく質問を受けます。
『文系と理系どちらにすすめばいいですか?やはり文系ですか?』と。。。わたしは『どちらも大事ですから自分の得意な方に進むと良いですよ』と答えます。

20100924_00B.jpgこれは、理系の学校を卒業されている役者さんも多々いらっしゃいますし、無論、文系の学校を卒業されている役者さんもたくさんいらっしゃるわけです。ですので、一概にどちらが良いとは言えないのです。よく、理系の脳の働きは”論理的思考”と言われ、文系の脳の働きは"直感的思考"などと大まかに分けられる事があると思います。私は、お芝居をしていくにはいずれの思考もバランス良く取り入れるのが良いと考えています。例えば、とある役を頂いたとしましょう。台本を読み、”直感的に”色々な事が頭を駆け巡り、思いを馳せます。
これがないと、イメージ(想像)がうまく行かないと思います。そして、その物語のその登場人物について、他者(他の役者さんや演出家、監督などなど)とお話しする時には、なるべく具体的に、ある種論理的に話した方が伝わりやすく、自分でも整理ができると思います。論理的にとは「経験的にこう思いました」や「直感で感じました」ではなく、「××という台詞から、△△ということがわかり、○○と感じました」というよりに、理由と結果や道程と結論が道筋立てて説明できることです。

同時に(これはまた別の機会の時にも書きたいと思いますが、)自分一人で役のベースを作る際にも、この"直感的思考"と"論理的思考"を組み合わせて、自分の役に対する思い、考えに矛盾がないかどうか確かめることもできると思います。しかし、人間ですからどちらかに偏ってしまうのもまた事実です。バランス良く、この二つの思考を組み合わせることによって、役作りに多いに役立つと思うのです。例えば、とある役の役作りをしようと思った時に、直感的に役をつくる事で大まかにはできると思います。一人でやる分にはこれで良いと思います。しかし、お芝居は大勢の共演者やスタッフと共に作り上げます。この時、大体の場合、演出からの注文が入る訳ですが、この注文をどうしても理解できない場合がある訳です。色々な要因があると思いますが(自分の直感への思い込みが激しかったり、また後述ますが、素直に受け取れなかったり、経験が邪魔したり)こうした場合に自分で噛み砕く時に”論理的思考”は大変、役に立つ訳です。しかし、論理的な思考だけでは足りません。自分の直感、感性をきちんと磨くことは役者さん、表現者にとってとても大切なことなのです。

最初にも書きましたが、感性、直感、論理的思考、これらを上手にバランス良く使う事が、非常に重要であると私は考えています。
posted by 武藤賀洋 at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

やりとりするのは?!

めっきり秋らしくなったと思ったら、大雨・・・また、暑くなりと・・・
季節の変わり目ですが、皆さん、体調如何ですか?
この時期、夏バテならぬ秋バテといわれる、お腹が冷えたりする症状が多く見受けられるそうです。
是非ともご自愛ください。

かくいう私は・・・お腹をやられまして・・・うーあー。

さて。今日は、『きかっけのやりとり』ということについて考えてみました。
よく、お芝居の勉強を開始されたばかりの方から
『台詞のキャッチボールをするにはどうしたらいいんですか?』
と聞かれます。
この言葉は間違っている訳ではありません。
が。
台詞だけに注視してしまうと危険だとも思います。


私はお芝居を台詞(だけ)のやり取りだと思っている方は永遠に表現者(役者)にはなれない。
と考えています。

たとえば、演劇やアニメ、洋画を見ているお客様は勿論、その作品の脚本を見ながら、鑑賞するわけではありません。ですので、お稽古や練習するときに、台詞の言い方や言い回し、文字の面ばかり気にしないようにすることが大事かと思います。IMG_6608.jpg実際のお芝居では自分のきっかけ、他者のきっかけを十二分に取り入れて、動作のひとつである、「会話」が成り立つと思うのです。おしゃべりしている時に、言い方を気にしながらしゃべっても相手に伝わらない時って多いと思いませんか?何よりも違うところに気を遣ってしまって、重要な論点だったり本当の気持ちだったりがボヤけてしまう事が多いと思います。ですので、しゃべるときも聞くときも文字の面ばかりを追うのではなく、その人の表情、語気などを出来れば体温、勢いなども含めて会話できると良いと思います。

よく、
「あなたがこう言ってくれないから、私はこう言えない」
と言う学生さんを見受けます。
おしゃべりだけ変えれば、はたして、思うような言い回しができるのでしょうか。物言い(台詞回し)にだけ固執すると、それにとらわれてしまい、仕草や動作がおいつかなくなってくると思いますし、同時に、(これはまた、別途記述しますが・・・)相手のあるお芝居の事ですから、その言い回しは取り込んで自分で処理し、出力することができなければ、これまた役者さんとは言えないと私は考えています。

お芝居を台詞のやり取りだけだと思っている方は永遠に表現者にはなれない。お芝居は気持ち、きっかけ(間)のやり取りである。そう、考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

はりあげてまいりましょう♪

この暑さもあと1〜2週間くらいと天気予報では言っております。
もう、9月にもなれば、涼しい風が吹いてきても・・・
ただ、やはり、地球はすごいですね。昼間がどんなに暑くても・・・
朝夕は涼しい空気になっていっております。
季節の移ろい・・・今年は稀にみる酷暑でしたが、食欲の、いや芸術の秋はもうすぐそこまで来ています!!


さて、本日はテンションというものについて考えてみようと思います。よく、お芝居をする上で「テンションあげて〜」なんて声があることがあります。はたしてこの”テンション”とは一体なんなのでしょうか・・・

私はテンションを『緊張』と理解しています。

辞書(三省堂 大辞林 )で意味を調べると、
テンション 【tension】
 1 緊張。不安。
 2 物理学で、張力(ちようりよく)。
 3(主に若者語で)気分の盛り上がりのこと。

となっています。釣りをよくやる人は釣り糸のテンションの具合、等という言葉でおなじみかもしれません。IMG_2737.jpg事、役者さんにとって、テンションとは、「気持ちの変化をコントロールするための緊張(状態)」だと私は考えています。つまり、例えば、大泣きするシーン、悲しいシーンこそ、テンションを目一杯張らなければいけないのではないかと考えています。ちなみに私は仕事場では「テンションを上げて」とは言いません。「テンションを張って」と言います。これは、舞台上、周りに目を配り、様々なことに対応できるように緊張する、
いわば、何に対しても反応できる状態にしましょう、という意味で使用しています。緊張の状態といっても、身体が硬くなっては意味がありません。気持ちも身体もリラックスし、同時に適度に引き締めることが必要なのだと思います。自分自身でそのバランス感覚を身につける事も非常に大事だと思います。

テンションを張り、色々な状況に対応できる準備ができてこそ初めて、
気持ちの変化、盛り上がりも盛り下がりも表現できるのではないか、
私はそう考えています。
posted by 武藤賀洋 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月03日

想像して創造する

早いもので9月になりました〜
今年の暑さは記録破りの暑さだそうで・・・
本当に毎日暑い日が続きますが・・・天気予報によるとあと2週間くらいの辛抱だそうです。
それでも朝夕に秋独特の涼しい雰囲気が漂っている気がします。
もう、そこまで秋の足音が聞こえてきているような気もします。


さてさて、今日のお話はというと、想像するということと創造することについて考えてみました。

お芝居をつくる上で『想像』と『創造』は大事だと私は考えています。
読み方は同じですが、やる事は違います。


イメージがはっきりしていないものは人間は表現できないのではないかと考えているからです。
あやふやなイメージのまま何か動作(台詞を言ったり、仕草をしたり)をしてもやはり、それはなんとも中途半端なものになってきてしまうと考えるものです。台本や脚本、シナリオの世界では所謂、虚構のモノが書かれていることがあります。

しかも、演じる役者さん本人としてみればーーー仮令、キャラクターがその行動に必要な衝動があったとしても、全然必然性、必要性のない行動を取らねばならないわけです。

004_m_final.jpgまた、こんなことも考えられます。
舞台でもアニメでも、現実にはまず実現不可能なことがままあります。
また、犯罪行為が物語上では行われる場合もあります。
例えば、ドラゴンボールの孫悟空がかめはめ波を出したり、鉄腕アトムがそらを飛んだり。
はたまた、王女メディアが子供を殺したり、前田慶次が人を斬ったり・・・
もちろん、画面や舞台上ではそのキャラクターたちがところ狭しと上記のような行動をしているわけです。
それを演じる役者さんはこうした事ができたり、経験したりしているのでしょうか。
今までの経験上、空を飛ぶ人間もかめはめ波を打てる人間もお目にかかったことがありません。
前述を演じる役者さん方は壮大なイメージを明確にもって、それを表現されているのです。
イメージを漠然ともつことは存外簡単なのですが、事細かにイメージを練り上げていくこと、
しかもそれを一瞬にして行うことがとても大事なわけです。
例えば、空を飛ぶキャラクターを演じたとしたら、飛んでいる時の空気感、自分の掌の感覚や顔の感覚、
心情や視界を明確にイメージできることが大事だと考えます。

無論、法を犯さず、様々な経験を積むことで、より一層のイメージを深めることができるわけです。

例えば!ヘリコプターに乗って空を飛んだことがある人とまったくない人では、上記のキャラクターを演じる時にベースのイメージが違うでしょうし、役作りの時間や方法もまったく違ってくると思います。

台本をもらったら、制限なく、まずは自由にイメージし、空想し、そしてそれを具現化するべく何通りも試してみる。
そして、監督や演出の意向を聞いて、変更を時には根底から創りなおす、こういう作業が非常に重要だと私は考えています。

また、別途記そうと思っていますが、イメージと思い込みは似ているようで違うものであり、イメージを固めてしまっては、固定観念となってしまうことが多いようです。柔軟に周りのキャラクターのイメージを柔軟に取り込みそこから己の役を具現化することは非常に大事だと考えています。

posted by 武藤賀洋 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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