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2006年05月25日

芸術に答えはない。

『芸術に答えはない。』
これは私の口癖でもあります。
どんな物語でもどんなお芝居でも、「正解」なんてないと思いますし、
「正解」を求めてつくったりしたら、楽しくないのではないでしょうか。

では、なぜ正解がないのでしょうか。
正解を求め悩むから「つくる」という行為が終わった後、充実感があるとも思えます。
しかしながら、我々が手がける世界は人が相手の職業だと思うのです。
―――。万人を満足させることのできるお芝居に私は未だ出会ったことがありません。
演技、演劇にも数学などに用いられる公式のようなものがあれば答えを導きだす
のは簡単なように思えます。
もし、芸術の世界に公式が存在していたら・・・芸術家、表現者、みな同じ
ものを導き出して気持ち悪いと思います。

ただ、やはり『セオリー』的なものは存在すると思います。
そのセオリーを学んで自分自身で作り直していくというのが最初なのではないかと感じます。

創作をしていて悩むのはとても良いことだと思います。
それは
何が正しくて、何が間違っているなんて誰にも判断できないと思います。
お稽古場でダメ出しがあったとしても、単にそれは監督さん(もしくは演出)の
創作過程の一つであって、且つブラッシュアップの一つであり、
決して正解を導き出すものではないように思います。
なぜならば、もし演技に「正解」があるとするならば、その時に示した演技と
同じモノ、寸分狂わず同じものは2度とできないからであります。

細かいことを言うと「不正解」も答えの一部です。
つまりは演技というものに、正解も不正解もなく、ましてや完成すること
なんて、完璧になることなんてないのではないでしょうか。

だからといって、作品を完成させないわけにはいきません。
妥協するわけにもいきません。
お稽古、練習を通じて、何度も何度も塗りなおしていって、はじめてそこで
”日の目が見れる”という判断を通過して世の中に出て行くものだと感じます。

世の中に完璧な芸術などない、だから悩み続けるのではないでしょうか。
そして、毎回新たな発見をしていくのが創作だという気がしてならないのです。

このブログでお知らせしている研究成果も単に1例でしかありません。
また、研究を続けることで別の方法や技法が発見できるかもしれません。
posted by 武藤賀洋 at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現論【ムトウ版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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