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2011年07月22日

これぞだいじな・・・

先日の台風の後は…この2,3日涼しいですね〜
私は冬生まれなので夏の暑さには滅法弱いのですが…
この涼しさ!良いですね♪
常夏ではなく…常秋なんてならないでしょうか〜

さてさて、今日の話題は『大事な箇所』です。
何の大事な箇所かと言えば…
そう、台本の中で見落としがちでそれでいて大事な箇所です。
それは・・・
『…』だったり『―――』という箇所です。


最近は常識にもなりつつある、メールのやりとり。
ちょっとイメージしてみてください。
とあるもらったメールのタイトル、
『実は』
というのと
『実は…』
というとのでは
印象が違うと思いませんか?
後者の方がなにか意味ありげです。

閑話休題。
台本や脚本の、特に台詞の部分に現れる『・・・』と『―――』。
私はこういうダッシュや三点リーダが出てきた時こそ、役者さんが想像し創造する一番のポイントだと考えています。

これは単に黙るということではなくて、
ある時は言葉につまり・・・
ある時は相手を見つめたり・・・
ある時は空想、回想をしている―――。

思いを巡らせる時間であり、思いをある種覚悟する時間/空間ではないかと考えています。

そんな時だと思うわけです。その台詞をしゃべっている人のみならず、全ての役がその『・・・』や『―――』で何かしらの動きや気持ち、仕草を創造できたらそれこそ、そこにしか生まれないアンサンブルができるのではないかと思うのです。

この『・・・』や『―――』の表現は無限に存在すると思います。また、『・・・』や『―――』を表現することによって初めて俳優さんの個性やパーソナリティの一部が発揮されるとも思います。

台本や脚本を読むときに是非、この『・・・』と『―――』ではどのような空間になっているのか、また、他の台詞や仕草にどのような影響を及ぼしているのかといったことを考えてみると面白いと思いますし、役作りをする上で絶対に忘れてはいけない箇所だと考えています。

この『・・・』と『―――』でもその登場人物は何をどのように感じ、どんな息遣いをしてどんな顔、表情をしているのか―――生きている以上何かをしているはずで―――台詞本体のみにとらわれず、こうした仕草や表情を想像し創造していくこと、メールの喩えのように印象深い役作りをしていくことが大事だと考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月01日

9999×512はいくつ?

皆さん、こんばんは!
6月も終わり、今年もあと半年になってまいりました!
この半年、色々と大きな事故もあり、辛く悲しい事も多かったですが、これからの半年は皆で手と手をとりあって絆を深めて歩いて行きましょう♪

さてさて、今日のカテゴリは『脚本研究』です。
レッスンやお稽古場などで脚本をもらうと…人それぞれ、十人十色の解釈が生まれます。
(この解釈の多さ、違いについてはまた別の項目で書きたいと思います。)
その十人十色を一つの物語としていくわけですが…

どうしても解釈ができない、
だったり、
どうしても、何度やっても監督や演出家からOKが出ない
っていうことないでしょうか…

ではここでちょっと、問題です。
以前にも似たような問題を出しましたが…

9999×512はいくつでしょう?







答えは5,119,488なのですが・・・。
この掛け算、どのように解答を導き出したでしょうか。

 9999
× 512
――――――
 
というひっ算が思い浮かびましたでしょうか?
この場合・・・9×2、1、繰り上がって、1×9・・・
と言うように計算していくのがセオリーかと思います。

しかし、上記の式は以下のように書き換えられることもできます。

10000×512-512

もちろん、四則演算ですから、5120000-512を行えば、先ほどよりはなんとなく簡単に思えるかもしれません。


閑話休題。
このように一つの答えを求める式でも色々と分解してみたり、違う方法をとることで早くなったり、かけ算の仕組みが更に理解できたり、計算の違う物の見方ができるようになったりすることがあります。


このように台本や脚本も違う角度、違う物の見方が出来る時があります。
例えば、自分の役以外の役を中心に読んでみたり、幕や場の順番を違えて読んでみたり、自分の役以外のところだけを読んでみたりと…色々とやれる事はあるわけです。そうした中で大事なのが「固定観念」を持たなかったり、柔軟な思考をしてみたり、チャレンジ精神を持つということだと私は考えています。

私たちの仕事は所謂セオリー的な正解があるかもしれませんが、答えのあるものではありません。難しそうな脚本に出会ったら、ぜひ、見方を変えて解釈を行ってみるのも面白いかもしれません。

自分の役につまったら、拠り所の基本は台本です。その台本を読み深め、色々な角度から解釈しなおし、精査するのも大事な役者さんの仕事の一つだと思います。もちろん、日々、最初から最後まで全て台本を読むことが一番肝要です。つまった時に自分自身で見つけだした台本の違う読み方をしてみるのも一つだと考えています。
posted by 武藤賀洋 at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

井上トロ、お誕生日おめでとう!!

2011年のゴールデンウィークも終わろうとしていますね〜
皆さんはどこかに行かれましたか?
私は…仕事三昧でしたが、月末にでもまとめてフラフラしようと思います。
(常にフラフラしてるだろう〜ということはおいておいて…)

さて、本日5月6日は私の大好きなゲーム、
どこでもいっしょのキャラクター井上トロのお誕生日です!
おめでとう、井上!
さて、このキャラクター、お誕生日もさることながら、色々と設定があるのです。
どんな設定かというと…

本名:井上トロ
誕生日:5月6日(おうし座)
血液型:A型
名前の由来:ひろってくれた井上寿司のご主人が命名
好きなもの:中トロ・なっとう巻き・しゃこ
資格:ボタンつけ3級
将来の夢:人間になること

というような設定なのです。

さてさて、世の中には様々やキャラクターがありますが、どのキャラクターにもある程度の設定があるものです。その設定はもちろんフィクションのものですが、設定があるのとないのとでは受ける印象は格段に違ってきます。

お芝居の役作りにもこれは言えると思うのです。


脚本を渡され、配役が決まると、台詞を読んで、ト書きを理解し、役作りをしていくかと思います。
また、行間(サブテキスト)についても読み込んでいくことが役者さんの仕事のひとつだと思います。

ここではそのサブテキストづくりの一環として、『役の履歴書』を書いてみては如何でしょうか。想像力を働かせて…

とある役の生まれてから、死ぬまでを履歴書形式で興していく訳です。もちろん、物語の最中に生まれて、死ぬまでが書かれていれば、それを基準にしますが、書かれていなければ、自分のイメージを最大限に広げて書いていく訳です。このとき、学歴、職歴、資格、賞罰も書いていくと良いでしょう。また、家族構成も忘れずに書いていきます。。。できるだけ、詳細に…年齢毎に書いていきます。履歴書というよりもその役の年表といった感じでも構いません。

と。ここまでは脚本をよく読めば、誰でも、たぶん小学校でも書けると思います。重要なのはここからです。書いた履歴を丁寧に一行一行検証していきます。―――矛盾が生じていないか否か―――つまりは脚本に書かれた出来事、その役の立場、相手役、他者との関係性について、書いた履歴との矛盾がはらまれていないかを検証していく訳です。この検証作業を丁寧にやることによって、脚本中の行間を作る礎になってくると思います。

履歴、年表を書き、時間をかけてじっくりと検証していく事こそ、役作りの、脚本を読み込む方法の一例だと私は考えます。また、こうした細部までの想像し、形にすることでより詳細で確かな役作りの基礎が出来上がっていくのだと私は考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

お絵描きは好きですか?!

今回は久々に「脚本研究」のカテゴリの記事です!
役者修行で切っても切り離せないのが台本や脚本です。
その脚本を理解を深めるための一つの方法を紹介します。
読む事はもちろん、お時間のあるときにこの方法もお試しください♪

きっとイメージが更に広がって行く事と思います。


この練習は画の上手さ下手さを競うものではありません。
イメージの具現化の一環として行うものです。

 [準備]
  ・鉛筆
  ・ノート
  ・任意の脚本

 [やり方]
  複数人で脚本を読み、
  そのシーンの情景や登場人物、舞台にしたら、どんな装置が
  必要か、衣装、小道具など同一テーマを決めて、5分でノートに絵を書いていきます。
  時間をかけて丁寧に仕上げる必要はありません。
  時間が過ぎたら、書いた作品を説明し、全員で作品理解を深めます。

脚本の理解というとってもアナログ的なものを複数人で共有するための一環です。
これも、絵の完璧さを目指すのではなく、『絵』という表現手段を用いて、
感じたことを説明し、他人との感じ方の差異を確認することが目的とし、
より作品の理解を深め、かつ他の人が感じている作品観を知ることができるかと思います。

無論、時間をかけて、絵を描き、脚本の理解を深めても
より細部を話し合うことができて効果的だと思います。

では私、ちょっと温泉旅行に行って参ります♪
皆様、良い週末を〜〜
posted by 武藤賀洋 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

ト書きの大切さ

脚本をもらったりすると、ついつい、台詞にばかり目がいってしまう。
こうしたこと、あったのではないでしょうか。

しかしながら、台詞ともに大事なのがト書きだと私は思うのです。

同じ言葉でも状況が違えば、当然、言い方はもちろん、表情や、視線も違ってくるのだと思います。

そうした表現は前後の台詞のみならず、ト書きという状況を
表す大事な情報源を疎かにしてはいけないと考えるわけです。


ト書きを踏まえた上で役の真情を研究する。
ト書きと台詞をきちんと読み返す、そして反復することに
よってより台詞への理解度、イメージが深まると思うのです。


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2007年04月16日

色々なジャンルの本を読もう!

色々なジャンルの本を読む事は非常に大事な事だと考えています。

402048226_126.jpg

勿論、自分の好きなジャンルの本を読む事もさることながら、
苦手とするジャンルも網羅すると良いですよね。

また、時代を超えて(時代物という意味ではなく)
同じジャンルでも新旧、または国をまたいで読み、
そこから感ずるモノを心に留めておくというのは
役者の練習のうちの基本であり、色々ある練習方法の一つ
であると私は考えています。


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posted by 武藤賀洋 at 22:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

限られた真実

良く私は学校にて、「脚本は一日1回以上、すべて読みなさい。」と云います。
他人の台詞、ト書きなどなどすべて含めてです。

何故ならば、自分の台詞しか読まないと、それしか頭に入ってこないため、
結果として、脚本を覚え、身に付くのが遅くなるわけです。

無論、自分の役の出ていないところも全てです。

そして、もう一つは「限られた真実」しか目に入らないという事です。
脚本にはその物語の色々なヒントが隠されています。
―――他人の科白やト書きにこそ、自分の役のヒントが多くあると思います。
一部しか理解していなければ、その世界でその役を生かすことはできないと
考えます。

別の側面から考えてみましょう。
実世界で自分を表すのにどのような方法が考えられるでしょう。
 ・自分自身で自分の来歴や性格を考え、言葉にしてみる。
 ・自分の親兄弟に自分の性格を言葉にしてもらう。
 ・お友達、先生に自分の(一部に関しての)評価をしてもらう。
。。。などなどたくさんあると思います。
つまり、一人の人間を言い表すのにも色々な関係性の人間の言葉が
あって初めて、―――朧げに―――表されると思うのです。

実世界の人間でさえ、言い表すのはものすごく複雑なのですから、
多くが架空の物語であろう、脚本上の役については
その役の台詞のみならず、ト書き、他の人の台詞、ト書きなど、
脚本すべてを隅から隅まですべてを反復して読み、
自分の役と向かい合うことが必要だと思います。

その第一歩が脚本を1日1回以上、全て読むだと考えています。
そうすることによって、限られた真実が広がって行き、
想像が無限に広がって行くのだと思います。


posted by 武藤賀洋 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

しぐさの分析

脚本を読んでいると初心方の多いのが、
『ト書き』の飛ばし読みです。

台詞が大部分を占める脚本やシナリオ、台本などでは仕方なさそうですが、
実は、ト書きにはお芝居に関するとても重要な事項が含まれています。

これは、自分の役が決まっていても、相手の、他の役のト書きもすべて
良く読み、理解をしていることにこしたことはありません。

例えば、実生活の中で、「言われた言葉」自体に反応することというのは
あまり考えられないと思います。
 ・言い方
 ・表情
 ・身振り手振り
    ・
    ・
    ・
と言ったことに人間は言葉そのものよりも反応が大きいように思います。

そうした観点から、自分の役を中心に、相手の、他者の動きを
イメージし、ト書きを良く読むことによって、自分の反応というのが
今一度、明確になってくるのではないか、そう考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

脚本を様々な角度から読む

脚本をもらって、配役が決まるとその役を基準によく読む事があります。
私はこれでは足りないのではないかな〜と思います。
脚本には役作りについての様々なヒントが隠されていますし、
角度や尺度を変えて読む事で色々な解釈ができるかと思います。
例えば
 ・その役を中心に読む
 ・物語の筋を確認するために読む
 ・シーン毎の相手役の動きに注目して読む
 ・他の役になったつもりで読む。
 ・自分の役が居なかったら・・・という前提で読んでみる。
 ・演出家になったつもりで読んでみる。
 ・評論家になったつもりで読んでみる。
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
こうしたことをすることによって、その作品の世界がより深く理解できるのでは
ないか、そう考えています。
また、色々な側面から読む事でかえって自分の役作りに役立つのではないかと
考えています。
 
posted by 武藤賀洋 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

他人の台詞に注目する

ある程度、脚本を読み、配役されたら、
是非、他者の役の台詞とト書きに注目してみるのも一つの
役づくりの方法だと思います。

自分の台詞、仕草が如何に他者の台詞に関わってくるか、
また、他者の台詞/仕草/動作によって、自分の行動が制限されないか
否か、そういったことを突き詰め、検証していく事が大事だと思います。

特に前者は非常に読み込みが必要な作業だと感じますが、
相手を、他者を巻き込むためには非常に有効な作業であり、
これを行うか否かによって、普段の生活に近い
動きができるのではと思っています。
同時に普段の生活でもおこなっていることなのではないか、
―――他人の行動を観察、他人の言動に対する反応など―――
そう考えています。
(けして、自分の所謂、’素’を出せるということでも、
 所謂「自然に近い」ということでもありませんが)
後者はお芝居ならではの作業に感じます。

いずれにせよ、自分の役の前後のみならず、作品を通じて、
他者の役の台詞やト書きをさらうのは有効な事だと感じています。
posted by 武藤賀洋 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

サブテキストを読み込む

脚本には色々な要素が含まれていると思いますが、
大きく大別すると、台詞とト書きになるかと思います。
台詞と台詞、ト書きとト書き、台詞とト書きの間に、
印刷もしくは書いてはいなけれども、存在する―――それがサブテキストだと思います。

サブテキストを読み込むことは役作りを行う上で非常に大事であり、
脚本を読み、解釈する上で非常に重要な作業であります。
当然、台詞やト書きを踏襲するのはあたりまえですが、
このサブテキストの読み込みを行うことによって、
役者さんによって、その役の印象が違ってくるのもまた、
確かなことだと考えています。

もっと言うのであれば、行間、一行一行の間にさえ、
その役、他者の心の揺れ動きがあり、同時に表情のヒント、
仕草のヒント、台詞のヒントが隠されていると考えています。

このサブテキストの読み込みと想像こそが役者さんの仕事の
大部分を占めても良いのではないか、そう考えています。
posted by 武藤賀洋 at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

むりやりな解釈

例えば、昔話なんていうのには、教訓が散りばめられていて、
とっても良質な物語が多いです。

それを無理矢理な解釈をしてみると登場人物の性格も変わってきてしまいます。
例えば、”浦島太郎”という物語がありますが、
これは
「助けた亀につれられてー竜宮城へいってみれば〜」
の歌の通りの物語の進行なわけですが、
最後は玉手箱をあけて、おじいさんになってしまう、太郎が描かれています。

ここでちょっと強引な無理矢理な解釈を挟んでみます。
亀は本当にいじめられていたのでしょか?
実は、亀と近所の子供はグルだったのでは・・・・。
そして、竜宮城に行き、現在でいうところのボッタクリにあったのでは・・・。
太郎が住んでいた家はどうなったんでしょう。。。。
一体なんのために太郎ははめられたのでしょうか。。。

などなど・・・物語に一つ強引な解釈を挟むと
「正義感で助けた」太郎が
「ぼったくりをうけた」太郎
という解釈にもつながりかねません。

だらだらと長い文章を書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、
定説になっている物語も、固定観念を外すことによって、
長い練習期間で慣れてきてしまった脚本も、思い込みを外すことによって、
新たな役の解釈ができるのではないでしょうか。
もちろん、上記の浦島太郎の例も、解釈が出たら、他の物語の部分と
照らし合わせて検証を行わなければいけませんけれども。
posted by 武藤賀洋 at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

人形の家

シェイクスピア以後、世界でもっとも上演され、近代演劇の創始者ともされている、
ノルウェーの劇作家、ヘンリック・イプセンの作品です。

この物語は、イプセンの代表作とも言われていて、全三幕で構成されています。
弁護士のヘルメルの妻ノラを主人公とし、女性の視点から新しい世界に踏み出す
人間模様を描いた作品であると捉えています。

この作品の中で「あたしは何よりもまず人間よ」という台詞はとても人間の
心の叫び、真情を表していると感じました。

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[著者] 原 千代海イプセン
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[種類] 単行本
[発売日] 1997-12
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posted by 武藤賀洋 at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

役の履歴書

脚本を渡され、配役が決まると、台詞を読んで、ト書きを理解し、
役作りをしていくかと思います。
また、行間(サブテキスト)についても読み込んでいくことが多いかと思います。

ここではそのサブテキストづくりの一環として、『役の履歴書』を書いてみては如何でしょうか。
あくまでもこれはやり方の一例ですので、ご参考までに。

とある役の生まれてから、死ぬまでを履歴書形式で興していく訳です。
もちろん、物語の最中に生まれて、死ぬまでが書かれていれば、
それを基準にしますが、
書かれていなければ、自分のイメージを最大限に広げて書いていく訳です。
このとき、学歴、職歴、資格、賞罰も書いていくと良いでしょう。
また、家族構成も忘れずに書いていきます。。。
できるだけ、詳細に・・・年齢毎に書いていきます。履歴書というよりも
その役の年表といった感じでも構いません。

と。ここまでは脚本をよく読めば、誰でも、たぶん小学校でも書けると思います。
重要なのはここからです。
書いた履歴を丁寧に一行一行検証していきます。
―――矛盾が生じていないか―――
つまりは脚本に書かれた出来事、その役の立場、相手役、他者との関係性に
ついて、書いた履歴との矛盾がはらまれていないかを検証していく訳です。
この検証作業を丁寧にやることによって、脚本中の行間を作る礎になってくると
思います。
履歴、年表を書き、時間をかけてじっくりと検証していく事こそ、
役作りの、脚本を読み込む方法の一例だと私は、考えます。
posted by 武藤賀洋 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

さんすうのじかん

早速ですが、問題です。
9999×256はいくつでしょう?







答えは2,559,744なのですが・・・。
この掛け算、どのように解答を導き出したでしょうか。

 9999
× 256
――――――
 
というひっ算が思い浮かびましたでしょうか?
この場合・・・9×6、5、繰り上がって、9×6・・・
と言うように計算していくのがセオリーかと思います。

しかし、上記の式は以下のように書き換えられることもできます。

10000×256−256

もちろん、四則演算ですから、2560000−256を行えば、
先ほどよりはなんとなく簡単に思えるかもしれません。

私たちの仕事は答えのあるものではありませんが、
難しそうな脚本に出会ったら、ぜひ、見方を変えて解釈を行ってみるのも
ひとつではないでしょうか。
posted by 武藤賀洋 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

解釈

脚本を読むと色々な解釈が出てきます。
その解釈は十人十色、さまざまだと思います。

正しい解釈も間違った解釈もないと思います。

どんな解釈でも表現できるように研鑽する、
これが私達のやる事の一つだと思います。

ひょっとしたら、所謂間違った、毛色の違う解釈が
お客様の心を動かすお芝居の基になるかもしれませんね。
posted by 武藤賀洋 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

音読み

脚本を渡されたら、まずは、音読みしてみるのが大事だと思います。
あくまで音読みであり、棒読みではありません。

音読みと棒読み、どう違うのでしょうか。
脚本上にある言葉一つ一つの意味、文脈などを正確に捉えようと
する作業だと私は考えています。

ただ、読むのではなく、句読点や単語、文節を分析しながら読む。
ゆっくりと大きな声で。
言いづらそうな単語もチャレンジして言えるようになるまで音読みを繰り返す。

 個人的意見ですが、言えないからもしくは個の俳優の感性に
 合わないからと言って、台詞を変えて読むのは良くないと思います。
 音読みをきちんとしていないからに他ならないと思います。

また、音読みは作品を作るうえにおいて、あまり有効にならない
節回しや、抑揚などをできるだけ抑えて行うことが望ましいと考えます。

この音読みを行うことで、作品世界を創造する際に固定観念などが
つかなくなり、稽古場で新たな役と向き合えることになると思います。
役作りは言い回しを作るものではないと考えるからですが、
この音読みという作業は単純でいながらもかなり重要な作業であると
思うのです。
posted by 武藤賀洋 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

・・・やダッシュこそ、考える部分

脚本の、特に台詞の部分に現れる『・・・』と『―――』。
このときこそ、私が考えるきっかけを、全ての役者さんが創造する
一番のポイントだと考えています。

これは単に黙るということではなくて、
ある時は言葉につまり・・・
ある時は相手を見つめたり・・・
ある時は空想、回想をしている―――。

そんな時だと思うわけです。その台詞をしゃべっている人のみならず、
全ての役がその『・・・』や『―――』で何かしらの
動きや気持ち、仕草を創造できたらそれこそ、そこにしか生まれない
アンサンブルができるのではないかと思うのです。

この『・・・』や『―――』の表現は無限に存在すると思います。
また、『・・・』や『―――』を表現することによって
初めて俳優さんの個性やパーソナリティの一部が発揮されるとも思います。

脚本を読むときに是非、この『・・・』と『―――』では
どのような空間になっているのか、
また、他の台詞や仕草にどのような影響を及ぼしているのか
といったことを考えてみると面白いのかもしれません。
posted by 武藤賀洋 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

一日一回全て読む

配役が行われたあとに脚本を読む際、(あたりまえのことかもしれませんが、)
僕はすべてに目を通す、端から端まで一日一回以上読むべきだと思います。
例え、配役がその物語の1ページくらいにしか出ていなくても、です。

お芝居は暗記が大事なのではなく、
物語を如何に理解し、自分の役が如何に物語とかかわっているかを
研鑽しなければなりません。

また、自分の役のでていないシーンの読み込みも非常に大事だと思います。
自分の役がでていなくても、その物語の世界ではどこかに存在して
いるはずなのですから、その時にその役がどこで何をしているか
ということはイメージしておかないと、次の登場の時に
非常にうすっぺらいものになってしまうのではないでしょうか。

脚本はお芝居のよりどころであります。
役作りに関しての様々な情報が詰まっています。
何遍も隅から隅まで読み返していくことで役の心の動きが
見えてくることもあるのではないでしょうか。
posted by 武藤賀洋 at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脚本研究について

カテゴリ「脚本研究」は
ムトウが思う脚本の捉え方や
ムトウが今まで演出したり、関わってきた脚本について紹介していこうと思います。

脚本の読み方は人それぞれだと思います。
どんな読み方でも良いと思います。
俳優時代にこうして読んだ!というのを書いてみますので
お目汚しかもしれませんが、読んでいただけたらとおもいます。
posted by 武藤賀洋 at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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