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2009年05月27日

演出目標

いやぁ〜
またまた、久々の更新でなんともはや・・・
いつもご覧頂いている皆様、ありがとうございます!
また、いつも質問や励ましのメールをくださる皆様、ありがとうございます!!

そこで今日は、とある高校生の方からの質問です〜
(ご本人のご許可を頂いて掲載しています!)


はじめまして。こんにちわ。はじめてメールします。
○○と申します。
ぼくは高校で演劇部に所属しています。
今ぼくは演出をしています。
夏の大会に向けて練習をしているんですが、
最近メンバーに演技中まとまりがなくて困っています。
どうしたら良いでしょうか?



というメールを頂戴しました!

うーんこれは実際見ていませんから何とも言えませんが、
実際にこのまま行ってしまったら、見て頂くお客様に
素晴らしいものは提供できないですよね。。。。

演技中にまとまりがない原因や要素は色々考えられますが・・・
私、ムトウはこう考えるわけです。
『作品に関わる人すべてに演出目標やテーマが浸透していない』
と思うわけです。


演出家って先生ってイメージがありますけども、
演出家って求められないとなれないものだと思うんですよね、
ものすごいカリスマでない限り・・・
もちろん、演出家の仕事の中には演技指導なんてのもありますけど、
一番は作品作りが演出家の仕事だと思うわけです。
その作品について、関わる人間が10人居れば
10人分のプランが存在します。
その中でも演出という役割は、その10人を代表して、
その作品を通じて何を表現したいかというような、ある種のテーマを
もっていないといけないと思うわけです。

そして、同時に役者さんが役作りの迷った時に立ち戻るのが、
台本や脚本なわけですが、ここでも役者さんが独自の解釈を
してしまうことはままあり、それが良い場合も悪い場合も
あるかと思います。
こうした中で、よりどころとしての「作品に対してのテーマ」
を役者さんスタッフ全員が共有し、それについて、十二分に
話し合うことにより、上記のまとまりがない部分が
少しは緩和されるような気がします。

所謂演出(段取りや動作、もの言いの指示など。。。)にも
役者さんが素早く理解して変更できるだけのその”役”の理由が
存在しなくてはなりません。
その理由のバックボーンとして、「テーマ」や「演出目標」を
明確にその作品に関わる人々と共有すべきと私は考えます。




皆さん、いつも読んで頂いてありがとうございます。
皆様の励まし、いつも心強いです!
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posted by 武藤賀洋 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ご質問と回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

【ご質問】自然な演技はどのようにしたらできますか?

お問い合わせいただいたご質問の内、その一つを
ご質問者の方のご賛同を頂戴いたしまして、
私の考えを記して参ります。

【ご質問】
 自然な演技はどのようにしたらできますか?
【ご質問の詳細】
 見ていて違和感のない、自然な演技はどのようにしたらできますか?
 自然な台詞の読み方、自然な演技の仕方のコツを教えてください。
【ご回答・ムトウの考え】
 前提として、『自然』という定義/解釈は人それぞれだと思います。
 これを広義的に解釈すると、
 自然に見えるとは「その人、居そう」という感想であり、
 その空間に違和感があれど溶け込んでいることではないか、と考えています。
 例えば酔っ払いの役をするときに千鳥足で歩いて見せたとします。
 見ているほとんどの人が違和感を感じず、"酔っ払い"だと
 認識すると思います。
 また、例えば、普段自然に飲んでいるペットボトルの飲み方が
 見る人によっては不自然に見えたりするときもあると思います。

 同時に普段生活している中で「自然に」という意識をしている
 ことは少ないと思います。
 例えば、何か、悪いこと―――万引きなどして―――「自然に
 出口まで行こう」などと考えているなら別ですが、
 生活している、起きてから寝るまで理由もなく「自然に振舞おう」
 ということは無いと思います。
 自然にしようとすればするほど綻びが出てきてしまうものでは
 ないでしょうか。
 同様にお芝居についても「自然に」と考えた瞬間、所謂不自然に
 なってしまうと思います。

 そういったことを考えずになおも"自然に"ということを追求するので
 あれば、脚本の中の所作(台詞、動作)が
 『なぜこのことを言わなければならなかったのか』
 『何故、こう動く必要があったのか』
 という理由を詳細まで考え、その動作、台詞を繰り返すことによって
 役者の呼吸、癖などと相まって自然に見えてくるのではと考えています。

 自分が考えている自然と相手が感じる自然が違うことに立脚すると、
 動作も喋りも普段の生活のように『所作』のみならず、
 『生活』すべてをその空間に溶け込むように繰り返し、お稽古や
 練習を通じて練りこむ事が必要なのではないでしょうか。
posted by 武藤賀洋 at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ご質問と回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

【ご質問】どんな本を読んだら良いですか?

今回もお問い合わせいただいたご質問のうちの一つを
ご質問者の方のご賛同を頂き、私の考えを記しておきたいと思います。

【ご質問】
 どんな本を読んだら良いですか?
【ご質問の詳細】
 声優を目指すために演技が上手くなるためにはどのような
 本を読んだら良いですか?お勧めの本があれば教えてください。
【ご回答・ムトウの考え】
 端的にいうと、脚本を読みまくると良いと思います。
 元来HowTo本的なものは(私自身、読みますが)それを実践しないと
 意味がないと思っています。
 大抵の本はそのほとんどが実践的な内容であり、その内容は
 素晴しいものばかりだと思いますので、
 自分で読みやすく、理解しやすいものを選ぶと良いと思います。
 また、複数読んで、自分の「方法」を構築していくのも
 ひとつの方法でしょう。
 私が読みやすいと思ったのは冨田浩太郎先生の『舞台と映像の音声訓練』
 という未来社から出版されている本ですが、
 これが全ての方にお勧めできるというわけではないと思っています。
 表現は多種多様なわけですから、やはり自分で読み続け、
 探して探して、自分にぴったりと合う本を参考にすると良いのでは
 ないかと思っています。
 しかしながら、どんな本でも実践練習、お稽古をしないと
 お金が勿体無いことになってしまうと思います。

 そして、役者として、様々な分野の本を読むと良いと思います。
 それこそ、歴史・科学・数学・小説・絵本・脚本・文学・地理・医学・化学・・・
 色々な本を読むことで、我々の拠り所となる
 脚本の内容がより理解できる礎となると思います。
 自分の興味ある分野はもちろん、不得手な分野も
 古い情報から新しい、最新の情報に至るまで網羅しておくと良いと思います。
 だって、本の中の世界では色々な役が生きているわけですから。
posted by 武藤賀洋 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ご質問と回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

【ご質問】台詞を変えて読んでも良いのですか?

先だって、お問い合わせフォームを設置させていただきました。
いくつかご質問を頂戴しておりますので、ご質問者の方のご許可を得た分を
カテゴリ「ご質問とご回答」という形で記していきたいと思います。
たくさんのご質問ありがとうございました。
ご質問のほか、ご意見、叱咤、ご指導などもなんなりとお申し付けください。

【ご質問】台詞を変えて読んでも良いのですか?
【ご質問の詳細】
 いいづらい台詞や自分のキャラにない、台詞やト書きを変更する時に
 どうやって考えたり、演出家になんと言えば上手く納得してもらえますか?
 また、読み合わせの時、台詞を変えて読んでも良いのですか?
【ご回答・ムトウの考え】
 基本的に私は台詞やト書きを変えることを好みません。
 また、お芝居は「役」をつくるものだと思っていますので、
 言いづらかったり、自分の性格にない、言葉、行動でも、
 イメージして、創造するのが本筋だと思います。
 これを踏まえて、ご質問に考えを及ぼす時、
 いえない台詞やできない行動などないと考えています。
 (身体的能力でできない場合もあるかと思いますが・・・
  例えば、「身長180cmの大柄な男」というト書きの場合、
  身長が足りませんので、相談しますが・・・)
 ですので、全ては練習とお稽古にて、できるまでやるというのが
 表現者にとってのお仕事なのだと思います。
 しかしながら、まま、台詞やト書きを変えることがあるかと思います。
 この場合、私が演出をしているのであれば、
 『意味のない動きや台詞』は入れないことにしています。
 その該当の箇所だけは意味があるように思えても、そこ以外になんの
 意味も成さなければ、変える意味がない、もっと言えば
 変える必要性さえ感じないのです。
 表現に答えはないと思います。が、ハナから表現をせずに
 他の言い回しや、台詞などを考えるよりも、
 拠り所である脚本を一切変えずに気持ちの変化、役の心理を
 研究してみるのは如何でしょうか。
posted by 武藤賀洋 at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ご質問と回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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