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2011年08月05日

見て盗み、やって覚える

8月です!
学生さんは夏休みの方が多いことと思います。
この夏にどうするかによって進路・進学などが左右されることが多いようです。
有意義な実り多き夏でありますように!

さて今日は『見て盗み、やって覚える』というテーマで書きたいと思います。

私が講座を担当している生徒さんだったり、お芝居を始められた方から聞くことで
「おや?」
と思うことがあります。

それは…
「それは先生に教えてもらわかなったから」
とか
「ここは演出の先生が言っていなかったので考えていない」
とか…
こういうことを耳にする時です。

どんな仕事でもそうだと思いますが、『これで全て』ということはありません。
もちろん、学校や養成所では限られた時間、練られたカリキュラムの中で制限いっぱいの内容であることは間違いないと思いますが…それでも”全て”ではないのです。

どんな仕事でも先生や先輩のやっていることを見て盗み、真似て…
やってみて、そしてそれを感じ、自分で手放しで出来た時に初めて理解したことになると思います。

この”見て盗む”というのは本当に学ぶ姿勢がないとできないことだと思います。
真摯な姿勢はもちろん、レッスンやお稽古中に全ての意識神経を――― 一瞬だけでも ―――集中させて、先輩や同期、先生を見て、自分とどこが違うか感じ考え、とにかく真似てみる。
なかなか簡単なようで難しい事です。
見る、認識する、真似る。言葉で書くと簡単なようですが、そうではないのです。
ただ見るだけではなく、仕草や筋肉の動き、喋り方などなど自分と違うところをよく見る。
その違いをどう違うのか認識する。
そして、それを真似てみる。
…まずこの”よく見る”というところを意識すると”盗む”につながると思います。

見て盗み、やって覚える。
どんな仕事でも必要な姿勢だと思いますが、ことお芝居に関しては必要不可欠な行動だと私は考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ムトウの思う精神論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

絶望の縁に立ったとしても…

夏まっさかり!といいますか・・・暑いですね〜
一時は夏はどこにいった?なんてことも言っておりましたが、暑いです。

過日、実施しましたワークショップについては
こちら
を御覧ください〜


さてさて、今日の記事は…
「失敗」
について書いてみたいと思います。

結論から言えば失敗しなければお芝居は上手くなりませんし、
失敗したからこそ生まれるものもあると思うのです。

昨今、講座などで若い方と一緒に研究を進めていると、
”私(先生)に褒められる事を目標”にしていたり、
”私(先生)に叱られないように無難にまとめたり”するような傾向が多く見受けれます。

・・・。
これでは、何も変わりませんし、お芝居はうまくならないと思います。

失敗するからこそ得られる情報もあるのです。
仮令その失敗が絶望の縁に突き落とされるくらいの失敗であろうとも、
お芝居に真摯に向かっていたのならば必ずその出来事は種となり、花が咲き、実となることと思います。

お稽古やレッスンでは大いに失敗したほうが良いと思います。
でなければ、もともと無い答えを永遠に探し求め、迷路にはまってしまう可能性もあります。
レッスンやお稽古で失敗し、何かを学ぶからこそ、
そこから気付きが生まれ、色々と自分の身になっていくのだと思います。
失敗を恐れたらそこで上達も進歩も止まってしまいます。

またこれは別の話で書く時がくると思いますが、
叱られているうちが花、ということも昔からよく言われます。
是非、お芝居に真摯に向き合い、色々叱られながらお芝居の研鑽を積むのが上達の道だと考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ムトウの思う精神論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月22日

これぞだいじな・・・

先日の台風の後は…この2,3日涼しいですね〜
私は冬生まれなので夏の暑さには滅法弱いのですが…
この涼しさ!良いですね♪
常夏ではなく…常秋なんてならないでしょうか〜

さてさて、今日の話題は『大事な箇所』です。
何の大事な箇所かと言えば…
そう、台本の中で見落としがちでそれでいて大事な箇所です。
それは・・・
『…』だったり『―――』という箇所です。


最近は常識にもなりつつある、メールのやりとり。
ちょっとイメージしてみてください。
とあるもらったメールのタイトル、
『実は』
というのと
『実は…』
というとのでは
印象が違うと思いませんか?
後者の方がなにか意味ありげです。

閑話休題。
台本や脚本の、特に台詞の部分に現れる『・・・』と『―――』。
私はこういうダッシュや三点リーダが出てきた時こそ、役者さんが想像し創造する一番のポイントだと考えています。

これは単に黙るということではなくて、
ある時は言葉につまり・・・
ある時は相手を見つめたり・・・
ある時は空想、回想をしている―――。

思いを巡らせる時間であり、思いをある種覚悟する時間/空間ではないかと考えています。

そんな時だと思うわけです。その台詞をしゃべっている人のみならず、全ての役がその『・・・』や『―――』で何かしらの動きや気持ち、仕草を創造できたらそれこそ、そこにしか生まれないアンサンブルができるのではないかと思うのです。

この『・・・』や『―――』の表現は無限に存在すると思います。また、『・・・』や『―――』を表現することによって初めて俳優さんの個性やパーソナリティの一部が発揮されるとも思います。

台本や脚本を読むときに是非、この『・・・』と『―――』ではどのような空間になっているのか、また、他の台詞や仕草にどのような影響を及ぼしているのかといったことを考えてみると面白いと思いますし、役作りをする上で絶対に忘れてはいけない箇所だと考えています。

この『・・・』と『―――』でもその登場人物は何をどのように感じ、どんな息遣いをしてどんな顔、表情をしているのか―――生きている以上何かをしているはずで―――台詞本体のみにとらわれず、こうした仕草や表情を想像し創造していくこと、メールの喩えのように印象深い役作りをしていくことが大事だと考えています。
posted by 武藤賀洋 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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